ドライアイ驚きの治療法
2019.04.02
「ドライアイ すぐ治る」と検索エンジン(google)で探してみます。
点眼やその他諸々のことが上位検索されます。もちろんとても良いことが書いてありますし、正しいことがほとんどです。
最初は涙液安定性を保つために、患者様の涙液層の中でも足りない層を潤す点眼を選択します。
それでも改善しないということであれば「涙点プラグ」をトライしてみることをおすすめします。
(実物の拡大像はこちら)
治療は数秒〜数分です。
涙点という涙の排出口に栓をすることで一気に涙の貯留量を増やすことを目的としています。
メリット
1)ドライアイの治療は基本的には点眼になりますが、目の潤いがずっと続くわけではありません。また、ご自身の涙に勝るものはありませんので、それができる今のところ唯一の治療になります。
2)点眼の回数、種類がへります。
3)コンタクト装用が楽になることがあります。
デメリット
1) 涙は老廃物や異物を流してくれる作用がありますが、それが目の表面にとどまることになります。
2) 特にプラグしたての時期はゴロゴロしたり、反対に涙があふれることもあります。1ヶ月程で落ち着くことがほとんどです。
3) 違和感を生じる方もいますし、サイズが合わない場合外れやすくなります。
その他よくある質問
Q1:ずっとしたままで良いでしょうか?
A1:外れない限りしたままで問題ありません。定期的に目の傷がないか、挿入されているか、確認しましょう。
Q2:外したくなったら外せますか?
A2:簡単に外せますが、眼科医に外してもらいましょう。
Q3:処置中やその後、痛みはありませんか?
A3:痛みはありませんが、処置中は圧迫感があったりすることもあります。
ごろごろ感が続くようであればご相談下さい。
Q4:安全な素材なのでしょうか?
A4:世界で30年近くにわたり使用されていますので安全です。
Q5:お値段はいくらくらいでしょうか?保険適応の治療ですか?
A5:保険適応の治療となります。
以下3割負担の場合になりますが、プラグのみ(処置代ふくめ)のご料金は以下の通りです。
1本・・・3,350円
2本・・・7,600円
3本・・・8,150円
4本・・・9,610円
こちらに初診料・再診料や同時に行う検査料が入ってきます。
どの点眼でも改善しない、涙液が少ない場合のドライアイの方には最適です!
是非ともお試し下さい。